
静岡県三島市の「四季酒菜 風土 芝本町店(以下、風土)」は、移転10周年の節目に、地元野菜を主役にした新ブランド企画「三島野菜めし」を開始した。
四季折々のラインナップに加え、PR動画やコンセプトリーフレットも制作。なお、同企画は三島商工会議所の伴走型小規模事業者支援推進事業により実施されている。
四季折々の魅力を届ける「三島野菜めし」の挑戦
「風土」は、10周面の節目を機に、三島の豊かな食材をより広く伝えるために「三島野菜めし」を軸としたブランディングを強化。
農業を取り巻く環境が平坦ではない現状を踏まえ、「風土」は、生産者が愛情をこめて育てた野菜の「理解者であり応援者」でありたいという思いのもと、地元野菜の魅力を伝える料理を提供。三島をさらに身近に感じるきっかけを創り出していく考えだ。

「三島野菜めし」に使用されているのは「箱根西麓三島野菜」。その特徴は、富士山麓の豊かな水と肥沃な土壌による、力強い旨味と甘みだ。
「風土」では、信頼する農家から仕入れた旬の野菜を主役にし、四季折々のラインナップで「三島野菜めし」を提供している。

春には、伝統の「みしま農家めし」こと「三島人参そば」。
細切りにした旬の人参を主役に、風味豊かな醤油出汁で仕上げた、三島人参だからこその芳醇な甘みが広がる一品だ。

夏には「風土流みしまコロッケ」を提供。日本フードアナリスト協会主催の第95回「ジャパン・フード・セレクション」において、最高賞であるグランプリを受賞した「みしまコロッケ」を風土流にアレンジしている。
芋をマッシュしないコロッケは、出汁が染みた濃厚な旨味と、薄衣の軽やかな食感が楽しめる逸品だ。

秋には「三島甘藷の芋ブリュレ」が味わえる。糖度が高い三島甘藷の焼き芋を、目の前でキャラメリゼして仕上げる一品。
溶け出すバニラアイスを絡めることで、「温×冷」の甘みがとろけ合う。

冬に提供する「牡蠣と白菜の鬼おろし鍋」は、カツオと昆布の出汁に、牡蠣の深いコクと野菜の甘みが溶け出した熱々のうま味鍋。白菜と三島大根の、とろとろザクザク食感がアクセントとなる。
このほか、「とうもろこしのかき揚げ」や「ヤマツ葉しょうが」の創作料理などを取り揃え、ディナー・ランチの両時間帯で提供する。なお、提供時期の詳細は、店舗へ問い合わせの上で確認可能だ。

リーフレット1

リーフレット1
現在「三島野菜めし」PR動画と「風土」店舗紹介の動画を公式Instagramで公開している。また、コンセプトリーフレットも制作された。
厳選食材使用の「風土」看板メニュー
「風土」では、ほかにも厳選食材を生かしたこだわりの料理を多数用意している。

「風土」の人気No.1は「牛蒡の唐揚げ」だそう。
ホクホクと柔らかな食感が決め手で、山椒塩が素材の甘さをさらに引き立てる。

「炙り鯖の棒寿司」は、鯖のジューシーさを炙ることで際立たせた一品。
自家製醤油で仕上げられている。

「富士山の溶岩焼き うな重」は、静岡県産のうなぎを使用。
ふっくらと焼き上げた贅沢なうな重だ。

「帆立貝柱の出汁巻き玉子」は、風土自慢の出汁があふれる、優しい味わいの一品。

「三島もち豚の粕味噌焼き」は、柔らかく臭みのない豚を「風土」の粕味噌床に漬けて焼き上げている。

ディナー限定で提供されるのは「塩マグロ」。
壺の中にマグロ、あられ、薄切り大根、地海苔が入った、新しいマグロの楽しみ方を提供する料理だ。
新ブランド着想の原点
「三島野菜めし」着想の原点は、三島市役所主催の「みしま農家めし」プロジェクトにある。生産者から教わった「農家の家庭の味」を、料理人がプロの技で磨き発信する取り組みだ。
農家の知恵と「風土」の技が重なる味わいを、より深く客層へ届けたい。その思いから、改めて「三島野菜めし」を定義し、生産者と共に街の魅力を広げていく考えだ。

左から、代表・徳丸英純氏、女将・徳丸まゆみ氏
代表の徳丸英純氏は、「私たちが何より嬉しいのは、お客様から『楽しそうに働いていますね』と言っていただけること。自分たちが三島の風土を楽しみ、愛することで、その魅力はお料理や接客を通じてお客様に伝わると信じています。(一部抜粋)」とコメントしている。


三島の食材と食文化を発信する拠点として、今後も地域と連携した取り組みを継続していく方針だ。
農家の知恵と職人の技が織りなす「三島野菜めし」。地元三島の豊かな食文化味わってみては。
■四季酒菜 風土 芝本町店概要
住所:静岡県三島市芝本町9-12
営業時間:ランチ11:30~14:30/ディナー17:00~22:00
定休日:日曜・第三火曜はランチ休業
公式HP:https://fudo-shibahoncho.gorp.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/foodshibahon
(Kanako Aida)